自分支援

こんにちは。ルーシーです。
「癒しの隠れ家」にお越しくださる方の中にも誰かのサポートや養育、介護することを日常生活の中でされていたりお仕事として取り組まれている方が多数いらっしゃいます。

そんな中、7月末に開催された長崎県五島市主催のYOGA FESTAにて誰かの支援に尽力されている方の「自分支援」についてお話&ヨーガのレッスンをさせていただきました。

「心と身体にスタミナアップヨーガ」と「親子ヨーガ」

ここで言う「スタミナ」とは単なる頑丈さのことではありません。
あらゆる状況においても、心がアップダウンせず不安定な状況を不安定なままでも受け止められる力。
先が見えなくて見通しがつかない状況でも安定感を持って不安を抱えられる力こそが「心のスタミナ」なのでございます♪

そんな心と身体のプラーナ(内なる生命力)の風通しを維持するためのちょっとしたコツをシェアさせていただきました。
このイベントのために県外から帰省を合わせてくださる方、もっと遠くの島からもわざわざ足を運んでくださる方もいて五島のみなさんの意識と健康に対する想いが伝わってきました。

サポートしたい人がいるからこそ、ご自身の心身の健やかさに存分に取り組んでいただきたいのです。

「○○さんがもう少し良くなるまではなかなか自分のことはね~…」とつい楽しみや心地良くなることを遠慮してしまう話をよく耳にします。
自分の楽しみや健やかさのために時間や空間、お金、心や体を使うことを手放しで享受できなかったり…。

YOGAでは自分自身が自分の支援者となることから始まります。
自分を支援する力が自分にあることをまずはしっかりと味わいます。

自分の心や体に歪みや不調を抱えながらでは物事をありのままに見ることが難しいです。
判断を間違え、要らぬ不安、不満、焦り、怒り、悲しみに巻き込まれやすくなります。
脆弱な心と身体では、心と身体がすぐスタミナ切れをして支援の幅も狭まってしまいます。
どんな大変そうな人が目の前に現れても、しっかりとサポートできるように、
現れた人の状態の良し悪しによって自分自身のバランスに影響が出ないようにするためにも、自分の心身の健康づくりを優先して取り組んでいいんです。

ケアされる人もケアをする人もそれぞれが心身の自立(=ヨーガでは「独存位」(カイヴァルヤ)といいます)へとつながるように。

私もヨガセラピストとして、心理臨床に携わる者としてこれから沢山の人の支援に携わり続けるためにも心のスタミナ養おうと思っています。

癒しの隠れ家でも、他でもないご自分自身との信頼関係をしっかり結び「心身の自立」(独存位)へのプロセスをお手伝いするヨーガをはじめとするプログラムを提供させていただきたいと思っています。

Dear Care Givers,
Please give yourself a plenty of generous aid and comfort in order to give the same for others. Being the ardent supporter for yourself is the first step.